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水筒でも金属中毒を起こす可能性があるそうです。

ゴールデンウィークも終わり天気予報では「夏日」とされるような
気温の高い日が多くなってきました。
お出かけの際には飲み物を持ち歩いたりして、こまめに水分補給を
心掛けている方も多いのではないかと思います。持ち歩くときには
水筒を使うという方がほとんどなのではないでしょうか。

しかし、飲み物が欠かせなくなるこれからの時期は「金属による
食中毒」が起きやすい時期でもあるのだそうです。

東京都の福祉保健局で発表されている事例によると、水筒でスポーツ飲料を
飲んでいたという児童6人が、頭痛やめまい、吐き気などの症状を訴えたのだといいます。
そこで飲んでいた飲料を調べると、大量の銅が検出されたのだとか。
銅は、水筒の二重構造の内部に使われていたそうで、水筒の内部に傷があり
そこにスポーツ飲料が染みこんだことで、銅が溶け出したと考えられているそうです。

その他の事例では、保育園で乳酸菌飲料を作ってやかんに入れていたところ、
それを飲んだ園児15人が吐き気や嘔吐の症状を起こしてしまったそうです。
これも、原因はやかんの内側の金属による中毒だったのだといいます。

水筒ややかんは普段から飲み物を入れて使うものですが、暑い時期に
人気の炭酸飲料やジュースは酸性度が高いため、条件によっては事故が
起きてしまうのだそうです。
というのも多くの方がご存知だとは思いますが、酸性のものは金属を溶かして
しまう性質があります。飲み物程度の酸性度でも長時間置いておくと、容器に
使われている金属を溶かしてしまうことがあるそうです。
その他にも、容器に傷が付いていると、水筒の保温構造に使われている、普段は
口にすることの無い金属が溶け出してしまう危険があるのだとか。

金属の食中毒を防ぐためにも金属製の容器には酸性の飲料を長時間入れない、
水筒などは先に内側から破損することが多いそうなので、定期的に新しいものに
交換するなどした方が良いそうです。
万が一、金属が飲み物に溶けてしまっていた場合、苦味や金属などの味がするそうなので
気付いたときには飲むのは止めるように、とのこと。

これからは何かと飲み物を持ち歩く時期になるので、細かい部分にも注意したいですね。

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