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心の成長

女子柔道の選手15人が監督を暴力とパワハラで訴えられ
ついに監督が辞表を提出したとニュースで知りました。
最近、学校でも部活の顧問が暴力をふるい生徒が自殺してしまった
という事件がありましたがなんだかリンクしてしまいました。
選手からしたら監督の言葉や態度から試合に負けたらオリンピックに
出してもらえないといった押し潰されそうな気持になったのでしょう。
監督からしたら、選手にもっと強くなってもらいたいといった
真剣な気持ちで教えていたらそういった暴力的な行為に及んでしまったと
言っていました。
うまく伝えられなかったのだそうです。
どんな人でも叩かれたら痛いと感じますし、それがいい方向に行くとは
思えません。
子供に対するしつけにしても叩かれてダメと教えるよりは、
なぜそうしたらいけないのか理解してもらわないと意味がないそうです。
これをしたら叩かれるからやめようと言ってやらなくなるのではなく
理論的にどうしていけないのか分かっていないと心は成長していないのです。

しかしこれを言ったらきりがないのですが、学校でも先生の暴力も
昔は当たり前だったのにいつからこんなに厳しくなったのだろうという事。
確かに暴力はよくないけど、熱く生徒を想う先生も同時に少なくなってきた
ような気もします。
周りにどう思われるかではなく先生自身でどうするか判断できなくなっている
世の中になりつつあります。
暴力は良くないけれど周りがあまり大騒ぎするのもどうかなと
疑問に感じてしまいます。