急居酒屋やレストランなどには常連さんという方たちがいる。

イチゲンさんとは、ちょっと違い、その店では、妙にリラックス
してて、お店のマスターとタメ口をきいたりしてる。
おきまりで「裏メニューで、いつものやつね」とか。
（裏でいつも喰ってるんなら、表に出せば？
出せないなら、いつもじゃなくて時々にしてください。）

常連さんになると、マスターが試しに作った小鉢なんかが、そ〜と
出されていたりして．．．
「俺もあれ喰いたい」と思うが、「俺、常連じゃないからな〜。．．．
おそらく．．．いや．．．たぶん」と逡巡しつつ尻込みする。
（元々往生際は悪いから、逡巡も長いかも）

いったい、常連とイチゲンさんの境界線はどこなの？

１ヶ月に１０回以上通う人を常連と呼ぶとか、何かのルールを決めて
もらいたい。そうすればそのルールにのっとって正々堂々と常連さん
を名乗れる。
（一度でいいから、常連と呼ばれたい。
でも、カウンター越しから話しかけられるのは勘弁。）

でも、よく考えると、「小鉢が自分には出てこないところを見ると、俺は
常連じゃないんだな」と。
気付かなくてはいけない事なんですね。