ビジネスコンピュータはACCESS開発を約30年続けています
私が勤めているビジネスコンピュータでは、Access開発を約30年続けています。30年の長きにわたり続けてきたのは“お客様に安心してパソコンを利用してほしい”という想いがあったからです。パソコンはとても便利なアイテムではありますが、なかには使い方がわからない。ビジネスに活かしたいと思いつつもやり方を知らないという理由から使いこなせなくなってしまう人も少なくありません。特にシステムにおいては、難しく考えてしまっている人も多く、以前のままの紙を使ったやりとりや、Word・Excelまでにとどまってしまう人も少なくありません。なぜ、ビジネスコンピュータがAccess開発を30年続けてきたのか、Accessとは何かを説明したいと思います。
■Access(アクセス)とは?
オフィスの業務用ソフトウェアというと、冒頭でも出しているWordやExcel、パワーポイントを最初に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。パソコンにオフィスソフトとして導入されていますし、誰でも使えるものなので安心感もあります。そんなMicrosoft社の製品なかで「データの集計(一元管理)」に特化しているのがAccessです。
AccessはExcelより大量のデータを扱えることもあり顧客情報を管理したい、膨大なデータのなかで売上管理がしたいなどデータを扱う業務を行うときにも便利です。大量のデータを整理して蓄積していき、必要なタイミングで取り出せるように管理するのも目的です。
一般的にAccessを使うのに適しているのは10人未満のチーム内でデータを共有したいときに向いています。もちろん、規模の大きな会社で使われることもありますが、小規模の会社にて使われていることが多いと思います。
■企業がAccessを使うメリットとは
企業からも「Accessを導入すると何が変わるの?」と疑問をいただくことがあります。弊社が30年のAccess開発を行っていることからも、Accessについては熟知していますし、たくさんのメリットがあると実感しています。
企業がAccessを使うことでどのようなメリットがあるのかについて、お話しします。
・カスタマイズが簡単にできる
Accessは便利なソフトですが、希望に合わせてカスタマイズできる柔軟さも特徴だと感じています。Accessは複雑なプログラムを組む必要はなく、データベースやデータの追加・更新作業などが簡単にできます。さらに、Accessのなかにはデータベースのテンプレートが豊富に用意されていることもあり、一からプログラムを組む必要がないのです。自社のニーズに合わせて、使い勝手の良い画面を作り変えることもできますし、他にはない独自機能を追加することもできます。多少のプログラミングの知識は必要になりますが、他のソフトウェアと比較してもカスタマイズが容易にできるのも特徴と言えるでしょう。
・コストが安く運用しやすい
Accessは、Microsoftにて提供しているアプリケーション型のデータソフトになります。他のベータベースとは違い、環境を構築する必要はありません。事前にインストールを済ませておけばすぐに使えます。業務の効率化を目的にソフトウェアを導入したいと思っても、コスト面で躊躇している人もいるのではないでしょうか。大幅にコストを削減しつつ運用できる点もメリットと言えます。
・データ管理のミスが少ない
一般的にデータ管理というとExcelを使う人も多いのではないでしょうか。ただし、セルの中身を直接編集することもあり、慣れていない人が使うとミスの原因となってしまいます。膨大なデータでは“どこにミスがあるのか”を探すのも時間がかかります。そのため、業務時間を無駄に使ってしまうことも少なくありません。Accessは、専用のデータ入力画面があり、そこで入力作業を行います。Accessのなかに保管されているデータそのものを編集するわけではないため、間違えて消してしまう心配もありません。
■Accessならではのデメリットもある
Accessを使ううえで注意点とも言えるデメリットもあります。
最初に少人数での利用に向いている話をしましたが、Accessは多数のユーザーが1つのデータベースを使うことに適しているとは言えません。なかに含まれているデータ容量が多くなると、動作が思うように進まなくなり、処理に時間がかかってしまいます。例えば、会社のなかでも1つの部署ごとに別のAccessを使うのであれば、そこまで不便さを感じることはないでしょう。
また、Accessは便利なソフトではありますが、プログラミング知識・技術を持っていない人にはやや使いにくさを感じることもあります。ただ、プログラミングの知識を持っている社員が少ないとブラックボックス化してしまい、トラブル対策ができなくなってしまいます。また、急に辞めてしまったときに引継ぎができないなどのトラブルも出てきます。
Accessは便利ではあるのですが、Excelとは違い“誰でも使える”とは言えない点は、注意しつつ、導入を検討したほうがいいのではないでしょうか。
■ビジネスコンピュータならではのこだわり
Access開発において30年の歴史を持っているビジネスコンピュータでは、お客様にとって「楽になった」「便利になった」と思われることを目指しています。具体的にどのようなこだわりを持って対応しているのかについて、説明します。
・サポート体制の徹底
ビジネスコンピュータでは、サポート専門技術者が何人も在籍しています。そのため、パソコンを導入したあとのアフターサービスにも力を入れています。もし、Accessで作成したシステムに障害が起き使えなくなってしまったときは、即日訪問を行っています。遅くとも、翌日には訪問するようにしており、オンラインにて原因を究明し業務に支障が出ないようにサポートしています。アフターサービスをしっかりと行っていることもあり、社内にパソコンについて詳しい人がいない…なんてケースでも安心して使用できます。
・ソフトの種類も豊富で導入しやすい
ビジネスコンピュータでは、Accessを使ったさまざまなソフトを提供しています。例えば、ビルメンテナンス業専門の「ビルメンッ」や、販売管理システムの「やさしい販売仕入」、安否確認や社内掲示板などの機能が使える「安否確認CANACO」など、ビジネスにとってもあると便利なソフトを提供」しています。使い方のサポートも行っていますし、操作方法でわからないことがあれば都度確認していただけます。こんなソフトがあればよかったと思われるようなソフト開発にも力を入れています。
・サポート終了後のプログラムの再構築
MRDBなど、すでにサポートが終了しているプログラムを、Accessに構築しなおすお手伝いもしています。実際に多くのプログラムの以降を行っているため、確かな実績もあります。今までのデータをそのまま使いたいと思っていてもサポートが終了してしまうと、万が一に備えられなくなってしまいます。今まで利用していたデータがそのまま使えることもあり、企業からも喜んでいただいています。
他にも、40年間特殊な業種の手作りソフトを作ってきたからこそ、高度な技術や豊富なノウハウを生かしています。システムを構築するための開発ツールも豊富に取り扱っていることもあり、業界でもトップクラスの技術として評価されています。
■まとめ
ビジネスコンピュータは、Accessを作り続けてきたからこその確かな実績を持っている会社です。開発技術や豊富な業種のノウハウを持っているからこそ、もっとデータを効率的に使いたいと考えている人のお手伝いができます。また充実したサポート体制や、アフターサービスも利用できますのでお気軽にお問い合わせください。